3年前。私の息子の通う小学校では、春を迎え新一年生がウキウキと登校をし始めているというのに、未だ今期のPTA会長が決まっていないという事態が起こっていました。そんな事は知らずたまたま息子の授業参観に行き廊下をふらふらと歩いていた私を、前期のPTA選考委員会の方々が私を見つけ突然「佐々木さん!!○○君のお父さんですよね!どうか。どうか。PTA会長を引き受けてくださいませんでしょうか?」と藁をも掴む形相で懇願され、訳も分からずその場で会長職をお引き受けしたことから私のPTA改革が始まりました。この瞬間私は「どうせやるなら子供の未来の為に大人がやらされ感無く行動する日本一のPTA組織を作ってやろう!」と決意し、会長職満期二年の会則を保護者の皆様からの推薦状で一年間延期させて頂き、三年という月日はかかったものの、選考委員会の解体、各委員会の縮小と一人当たりの負担の軽減、PTA便りでの理念発表、ノルマ制の一部撤廃など抜本的なPTA組織の改革に着手して参りました。
しかし改革はこれに留まりませんでした。
私がある日、絵本の読み聞かせ中に子供達に「大人になったら何になりたい?」
と質問を投げかけたところ、
「なんでもいい。大人ってつまんなそうだもん。だってウチのパパ、会社の友達の悪口ばっかり言ってるもん。」と衝撃的な言葉が返ってきました。
その時私は気付きました。
改革すべきは一つの小学校のPTAの組織ではなく、子供達が夢を描けない原因を作っている夢を忘れた大人達の意識だと。
大人が未来にワクワクせず、仕事から帰ってきてから会社の愚痴や不平不満を家庭で言う姿を見て子供達が未来に不安を抱くようになってしまったんだ。ここを変えずして明るい日本の未来は無い!!
気付いてください。
子供達はオリンピック選手やお菓子屋さんに憧れているのではありません。
勝負に勝って抱き合う選手の笑顔やケーキを囲んで皆でロウソクの火を消した時の皆の笑顔に憧れ、その笑顔を生んでいる職業に就きたいと思っているのです。
仕事が目的ではなく仕事を通じて得られる体験に憧れているのです。
ならば今こそ私達大人が、子供の頃どんな些細な話題でも無邪気に笑えたあの笑顔をもう一度思い出そうではないか!
そして日本の大人達よ!給与や世間体で職業を選ぶ前に自分はどんなことで人を笑顔にさせられるか。何をしている時が一番キラキラ輝いていられるか。この本質を仕事を通じて学んでいこうではないか!
その体験の第一歩目がこのアフォープロジェクトであり「A-FOR(アフォ)写真」だと私は考えています。
私達の仕事は小さな車のカスタム屋です。
しかしこのカーカスタマイズという文化を通じて一人ひとりの個性を輝かせ、日本中の大人を笑顔にしたいと本気で考え、志事に臨んでいます。
子供の頃前から欲しかったおもちゃをやっと買ってもらったあの笑顔を思い出し、まずは私達と最高にアフォな写真を撮らせて下さい。その写真を見た大人やその大人を見た子供達が必ず「笑顔」になると信じ・・・。
今日のあなたの笑顔が日本の未来になりますように。
アフォープロジェクト 初代理事長
佐々木裕一
(有限会社ジェットストローク 代表取締役)
大人が変われば子供が変わる
大人の笑顔で子供に夢を!!
プロジェクトの目的は三つ。
子供の頃描いたどデカイ夢。
誰が何と言おうとそのドデカイ夢を大人になった今でも叶うと信じている!自分の限界を知らないアフォは最強である!
アフォは世間体に囚われない。
アフォは理屈よりも行動する。
アフォは諦めが悪い。
アフォは他人の夢に首を突っ込む。その夢を自分の夢のように願う。
アフォの周りにはアフォが集まる。暇さえあればアフォな夢を語り合う。
アフォは目の前の一人をトコトン大切にする。自分を犠牲にしてでも他人を想いやる。
大人が夢を諦めなければ子供は未来を疑わない
大人が変われば子供が変わる
大人の笑顔で子供の夢を応援しよう!
「ONE A-FOR ONE DREAMS」プロジェクトは、皆様から寄せられた A-FORな写真1枚を100円という価値に変え、交通事故で悲しい思いをした子供達に寄付させて頂きます。
またどんなにアフォな夢でも諦めさえしなければ必ず叶うということを教えるのもアフォな大人の役割!
具体的な活動内容